2016年03月06日

初代傳五郎物語

昔、この村で弘法大師(空海)が一杯の水を所望すると、
村人は遠く離れた水場へ冷水を汲みに行き大師に差出しました。
水に困窮してきた村の事情を知った大師が指差した地面を掘ると、
ほどなくなみなみと水が湧き出たと言います。
大師が村に遺した”火防の書”は、以来、大切にこの地に守り伝えられ、
およそ百年前、当家の主、佐藤傳五郎さんにより敷地内の御堂にご神体として祀られました。

現在の家屋は当時材木屋を営んでいた傳五郎さんの住まいだったものです。
良質な材木で造られた堅牢な造りは積年の風雪に耐え、豪壮で風格あふれる佇まいを
今に伝えています。毎年旧正月には≪火防講 かぼうこう≫も開かれ、参拝者に配られる御守は
≪火防の言い伝え≫とともに、変らぬ信仰を集めております。

「初代 伝五郎」の屋号は、大師を潤した一杯の水に込められた、おもてなしの心意気を込めたものです。

今年も、火防講が開かれ、毎年恒例、スタッフ皆で参拝をする事が出来ました。
築100年以上の古民家を現代に受け継がれ、今後、私たちもこの素敵な建物と歴史を
未来へ繋げて行く様、大切に、そして皆様に愛されるお店作りに日々精進して参ります。

2016年2月26日火坊講.jpg

posted by 初代 伝五郎 at 22:14| 宮城 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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